Inbetween the extremes

インド@デリー生活記

インドのホメオパシー

デングにうなされている中、同僚が様子を見に来てくれたりしたのですが、インド人でもホメオパシー信じてないんだから、ちゃんとアロパシー(allopathy)の医者にかかりなさいと何度も言われました。アロパシーとはホメオパシーの対義語のようなもので、いわゆる日本でも良く受けるような近代西洋的な医療のことを指します。

今回は私はホメオパシーを選び、きちんと治すことができたのは、毎日相談できる先生が身近にいて、適切な処方をしてくれたからに他なりません。実際、デング熱にかかってからは10種類ほどの薬を処方してもらい、それを摂取する適切なタイミングや量についても常にコンサルテーションをしてもらっていました。

一方で、症状が治まってきてからは身近なアロパシーのクリニックにも行き、検査や診断をしてもらってもいました。(もらった薬には手を出しませんでしたが・・・)

アロパシーとホメオパシー、それぞれの医療の効果などについてはこれまでも多く議論されているうえ、人によって信じるものは違いますし、お医者さんにきちんとかかって決めることが重要だと思うので、その信条や治療の選択については個人が決めれば良いと思います。

ただ、今回デングになって感じたのは、インドにはとても身近に代替医療の選択肢があるということでしょうか。インドのホメオパシーは最先端を行っているようですし、政府には伝統医学省(AYUSH)というのもあるのですね。

ワールドワイド・ホメオパシー ドイツ | カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)

後になって知りましたが、2013年にはデング熱を予防するためにホメオパシーのレメディを配布していたようです。

ホメオパシーで感染病が予防できたという海外の報告と、デング熱を予防するためのレメディ | まーりんのまりんエッセンス

 

数多くのホメオパシーの小さなクリニックがあるので、薬局も至るところにあります。私が配達をお願いしたのは、デリーのShivam Homoeo Pharmacyです。

住所:Shop No. 26 Sector 1 Market, near Hyatt Hotel, Rama Krishna Puram, New Delhi, Delhi 110022

電話:011 2616 2150

電話口のお兄さんは英語がほとんど話せないのですが、先生につないでくれて、先生に欲しい薬を言うと、夕方5時以降ですが無料で配達してくれました。私のような独り身には、とてもありがたいサービスでしたので、ご参考までに記しておきます。

薬もドイツ製のもので、ものによりますが、だいたい一瓶150ルピー以下で、ヨーロッパだと10ユーロ以上するようなものもかなり安く手に入りました。

 

いずれにしても病気にならないのが一番です・・・。