EMSを日本からインドへ送ったの巻:其の2
まだ荷物はFPO(Foreign Post Office)ですが、前回からの続きを。以前、安心と安全を買えないと書きましたが、時間も買えません。しばらく続きそうです。
~前回から~
全く輸入目的でもなく、しかも使い古した自分の荷物なのに税関で多額の税金を課せられることがわかったので、再度金額査定をお願いすることにしました。ただ、とっても面倒で、時間がかかります。ご想像通りです。
~今回のお話~
まずは、郵便配達のお兄ちゃんに持ち帰りを依頼。
そして、Request for revaluationのレターを作成し、配達局へ出向きます。レターには、下記の情報を記載しました。
- 荷物を受け取った日時と追跡番号。
- かけられた税金はいくら。
- なぜ再査定をお願いしたいのか、理由。
この時点では、郵便局にFPOへ荷物を返送してもらう手続きだけで、再査定は税関で別管轄なので、修正したインボイスなど追加書類はいらないと言われました。
この際、普通の窓口ではなく、裏に回ってオフィスに行くように言われました。担当官と話し、レターの原本を手渡し。荷物はFPOに送っておくから、このコピーをもって、翌日にFPOに行くよう言われました。郵便局での手続きはこれだけです。
今日は遅いから明日送るから、明後日には着くよ、とのことだったのですが、結局、FPOに届けると言った日には届いていなかったので、レターを提出した翌日か翌々日にFPOに行くのは避けた方が良いと思います。
※Hauz Khas S.O.で受け取りの方へ>Googleで調べて行ったら2つ住所が出てきたのですが、下記の住所の方は閉鎖されていますので、お気を付けください。Hauz Khas EnclaveのIndia Postの方に移管されています。
E - 19, Market Ln, Hauz Khas Market, Block E, Hauz Khas, New Delhi, Delhi 110016
インドはまだまだかなりアナログで、手で書類に一つ一つ荷物の内容や番号を記載したり、床に座って比較的年齢が高い方たちが、荷物を床で割り振ったりしていたのを目にして、時間がものすごくかかってしまうのは納得でした。今回の訪問は社会科見学のようでもありました。
郵便局の前では、荷物を布で包むおじさんが。10ルピーで器用に布を切って、カタカタミシンで縫っていました。空港でプラスチックでぐるぐる巻きに荷物を包むのと同じ感覚でしょうか。なぜ包むのかは、下記のようなページをご参照。
インドから日本へ荷物を送るとき必ずされる行為 / 荷物を布で包む | 世界を旅するガイドブック Photrip フォトリップ
脱プラスチックを掲げているインド、もともとリソースが無いのもあるのかもしれませんが、布ってとても粋だな、と思いました。
次は、FPOへ行った話を書きます。