Diwali後の大気汚染
花火やクラッカーでDiwaliの後の大気汚染はひどいよ、と聞いてはいたものの、部屋の中にいても喉が痛いです。ダイキンさんの空気清浄機も朝から晩まで、ほこりとPM2.5のランプが赤とオレンジのまま、フルで動き続けています。普段でも、日本のように「きれいな空気」というレベルは見たことがないのですが、さすがにやっぱりやばいのね、という感じです。
新聞の記事によると、空気質は悪いけど、過去3年の中では良い方だそうです。
Delhi Air quality level today: Delhi records 'very poor' air quality post Diwali
大気汚染の度合は、Air Quality Index（空気質指数）などで見ることが出来ます。私の地域は、PM2.5が現在だと200くらいで「不健康」という表示なのですが、別のIndexだと1000くらいに達したらしく、「超やばい」レベルです。実際、昨夜は490くらいでした。
（0～50：良い、50～100：中程度、100～150：過敏グループの場合健康に悪、150～200：不健康、200～300：健康に悪い、300～500：危険）
インドは世界ワースト10位の中に7つも都市が含まれており、一番空気の悪いグルガオンはここからとても近いです。
CNN.co.jp : 世界の大気汚染指数、インド７都市がワースト１０入り
インドにいると寿命が6年縮む、たばこを毎日50本吸っているのと同じ、ガンリスク増加、という状況だそうですが、周りのインド人はマスクをすることもなく、たくましいです。でも、統計を見るとやはり700万人くらいが全世界で大気汚染が原因で亡くなっているようですので、自分で自分を守ることが必要です。
デリーでは交通規制などを11月から始めるようですが、他州の野焼きやら冬に向けた石炭利用やらが継続しますので、効果は如何に。インドは再生可能エネルギー導入に力を入れていて、太陽光などの導入が進んでは来ていますが、人々の生活や行動パターンを変えるには長くかかりますので、空気質が良くなるのは、しばらく先になりそうです。
また、爆竹と花火の音が鳴り始めましたので、きっと今夜もひどくなるでしょう。
