アメリカとインド
インドは既に1か月ほど前に抗マラリア薬をアメリカに送ったという記事を書きましたが、医療の面での協力が進んでいるようです。
これも地政学的(geopolitics)な要素が強いのかと思いますが、トランプ大統領がModi首相に200個の人工呼吸器(ventilators)をインドに送ると表明し、友好を示しています。ただ、この人工呼吸器、一つ13,000ドルで、インドはこの費用260万ドル+輸送費を支払う必要があるのだとか。水曜日にModi首相が集めたPM Care基金のうち、2000 crore (200億)ルピーを人工呼吸器購入に、100 crore(10億)ルピーをワクチン開発に充てると発表していますので、ここから一部支出されるのかと思います。
ワクチンについては、Modi首相が昨日ビル・ゲイツ氏と電話会議をしており、インドの対応についても色々な意見交換をしたようです。Oxford大学の研究だと、お猿さんの治験で良い結果が出たとして期待が持てるようですが、一方で人によってウィルスが型を変えるため、ワクチンが見つかることは無いかもしれない、とイギリスのJohnson首相は述べていますし、ワクチンが見つかる日は来るのでしょうか。
また、Zoom利用制限の件では、結果としてMicrosoft Teamの代替が推奨されることとなったりしましたし、色々な面で、アメリカの影響というのがかなり大きいのでは、と思うことが続いています。
Oxford University Covid-19 vaccine shows promise in animal study
Coronavirus vaccine may never be found, warns UK PM Boris Johnson