Inbetween the extremes

インド@デリー生活記

デザートは必需品

インド人は全般的に甘党ですし、何かにつけて良く甘いものを食べます。ヨーグルトから紅茶から砂糖を何にでも入れますし、デザートはとにかくびっくりするぐらい甘いです。グラブジャモンと言う、シロップにどっぷり浸された小さなドーナツを初めて食べた時の衝撃は忘れません。

そんなインド人にとって、スイーツのお店が開いていないのはかなりショッキングな出来事だそうで、ベンガル地方ではデザートを生活必需品の一部と認め、1日4時間程度お店をオープンすることが認められたそうです。基本的にデザートは生活必需品には入っていないので、よっぽどのことのようです。確かに、一度インドのデザートを食べ始めると癖になって、恋しくなる気持ち、わかります。

この背景には食料廃棄の問題も大きく関わっているのだそうです。ベンガル地方では、スイーツ屋が全体の約60%の牛乳を消費しており、ロックダウンによる閉店に伴って約5~600万リットルの牛乳が廃棄されることになるとのことです。以前、Amulの記事でも書きましたが、生産者への影響なども大きいため、様々な要因を踏まえてこういった決断に至ったのかと思います。

‘Mishti essential for Bengalis’: After appeal to Mamata, sweet shops to run for 4 hrs daily

ベンガル人の同僚たちがこのニュースを見て、とても喜んでいました。