お酒
インド人はお酒を飲まない人が多いという印象ですが、そうでもないのでしょうか。州によっては禁止されているところもありますし、禁止されていなくても限られた場所でしか買うことはできませんが、デリーではバーやお酒が飲めるところは普通にあるのでこの辺はまだ個人的に調査中です。
さて、ロックダウンで買い物できる物が限られていますが、お酒はインドで生活必需品にあたるのか。ロックダウン前にはお酒を買い込みに走る人たちが多くいたようです。保健省ではそもそもロックダウン中にたばことお酒に依存しないように、と呼び掛けています。
そんな中、Confederation of Indian Alchoholic Beverage Companiesが10の州に向けてアルコール販売の許可を求める書簡を出しました。
西ベンガルでは、税収が必要として、お酒のデリバリーを許可したようです(州の税収のうち20~30%がアルコール産業部門から来ているとのこと)。工場ではお酒からサニタイザー作成に製造ラインを切り替えていたようです。
ケララ州では、お酒が3日手に入らなかったためアルコール中毒の人が命を絶ったケースも出てきているとの記事が出ています(ケララではアル中の人が160万人いてそのうち45%は慢性的なのだそうです)。医師の処方があり、パスを取得すればアルコールが入手できるようにすべきとの声もあるようです。
デリーでは牛乳を運ぶ容器にお酒をこっそり他の州から持ち込もうとした人が警察に捕まったそうです。
需要は確実にあるようですが、如何に。
Shutdown caused by coronavirus triggers panic buying in Delhi - Mail Today News
Covid-19 lockdown: Liquor companies want shops to be reopened - The Economic Times
Alcohol non-availability kills more than coronavirus in Kerala; foreign liquor served as 'medicine'
Coronavirus: Delhi Police nabs man carrying liquor in milk containers during lockdown - India News