Inbetween the extremes

インド@デリー生活記

銀行はカオス:口座開設 其の2

~前回の話~

PANカードを受け取り、必要書類が整ったので、銀行口座を開設しにSBIへ。其の1

~今回の話~

律儀に銀行口座が開きましたとSMSで連絡が入っていたので確証を持って、週末をはさんで銀行に出直したら、通帳が出来ていました。

でも、登録されている情報が間違いだらけ。名字まで。手書きで、枠がとても小さいところに書き込むうえ、馴染みのない日本の名前なので、間違う要素が沢山あったので仕方ありません。確認する、という文化はあまり無いようです。

しかも住所が日本の住所(Permanent address)になっていて、ATMカードが日本に送られてしまうことに。現住所書いて申請してあるのに、データがオンラインに登録されていない、との返答。更にその日、担当の人がお休みだとかでマネージャーに話をしに行きましたが、本当に記入したのか疑われたうえ、その担当者の引き出しに情報が入っているので、マネージャーでも手が出せないとのこと。誰も代わりはいないとのことで、データのアナログ管理と担当者依存に驚きました。尚、ATMカードは受け取りまでしばらく時間がかかるようですが、Global ATMカードというのがあって、全世界で引き出し可能だそうです。クレジットカードはクレジットカードの履歴がインド国内に無いので、発行はまだ出来ないと言われました。

更に面白いと思ったのが、システム上の情報を訂正したら、通帳には日本のように二重線やシールなどを貼って上書きするのではなく、別のページに情報を改めて印刷する方式を取っていることです。間違った情報を記載したページの内容について訂正をしていないので、通帳にそのまま残っていることとなります。(さすがに3回目の修正の時は、新しい通帳になっていました。)

また、別の日に通帳記帳の手続きに行ったら、そのカウンターの担当者はお休みで、その窓口は閉じている状態でした。後日また来なくてはならないのかなぁと思っていたところ、私の分については、別の行員さんが代わりに手続きしてくれましたが、例外措置だった模様です。

雇用創出のために、もう少し人を雇えば良いのになぁと思いました。

オンラインバンキングもATMカードが来るまで登録が出来ないので、口座を自由に使えるようになるには、15日くらいかかりそうです。

 

その後、貯金をしようと思って、手書きで書類に記入し、別カウンターでお金を渡したところ、こっちでもシステムが動いていなくて、手書きのレシートをもらいました。入金されたと後日SMSで連絡がありましたが、なんか不安です。

しかも、学生さんが、ATMからお金が出てこないんだけど、と伝えたら、(窓口の引き出しとは別の)申請書を書いて請求しなさいと言われていて、色々カオス続きでした。

 

まだまだ、アナログなインドです。